屋上の野菜室@Kagoshima city/Create2017

鹿児島市内にある5回建マンションの屋上に小さな畑づくり。「冷蔵庫に野菜をストックしておくのではなく、野菜のストックは屋上の菜園にあってそこから採ってきて食卓に並ぶ」ことをイメージして進めたプロジェクト。鹿児島市内の中心部という立地にも関わらず周りに日差しを遮る大きな建物はなく日当たりも終日良好。屋上の菜園では、想像している以上に強い風、強い日差し等が影響するのでこれらへの対策が必須となり、ウィンドブレークを設けるなど物理的な方法での対策や育てる作物を考慮する必要がある。
枠はRoam/松田創意さんと設計し、無機質なメタル製の枠が土や野菜といった有機的な存在を引き立ててくれる様に強度は保ちながらも限りなくシンプルになる様計画した。素材自体も半永久的に錆びない材料を使用しており、解体などの必要がないので土壌環境の発達を妨げることなく、この場所に野山の様な環境をつくり続けてくれる。最近では屋上のドアを開けることも減りあまり利用されてこなかった場所に「野菜室」という機能が加わったことでまた賑やかな場所へと徐々に変わっていけば嬉しい。
※2018年春、ハーブのスペースを増設しました。

Place:     Kagoshima city
Size:        1600×800
Team:     Roam  
                 http://roamroamroam.com
     (株)タクト  
                 http://www.biogold.co.jp
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