吉野の菜園@Kagoshima/Create2017

吉野にある新築住宅の菜園。外壁と同じく杉板の表面を焼いて炭素層をつくりだす伝統技法である焼杉を枠の材料として使うことで耐久性があって、家とのつながりが出る様計画した。土いじりの途中にお茶を楽しんだり、収穫の道具を置いておけるベンチがあるのが特徴。菜園を地面より数十センチ立ち上げることで日々の管理作業や収穫を楽に行うことができると共に、野菜に目が届きやすいこと、物理的に侵入できないことで害虫などの被害も軽減できる。更にどんなにやせた土地でも良い土壌環境をゼロから設計できるので初年度からしっかりとフレッシュな野菜を収穫できる点などが枠をつかっての菜園のメリットである。今回は客土として黒土、腐葉土を中心に土壌の物理性を考慮してセットアップしてあり、有機資材でメンテナンスしてくことで年々良い土壌へと育てていくことが可能である。家庭菜園ではスーパーで手に入りにくい珍しい野菜や、葉物野菜などの鮮度が大事な要素となるものを中心に栽培すると小さなスペースでも大きな喜びを得ることができる。

Project:  吉野の菜園
Place:      Yoshino Kagoshima city
Size:        4000×600
Team:     —
Photo: